令和8年8月7日(金) 流山市議会 教育福祉委員会 場所:第3・4委員会室 開会:午後1時30分 議題 議案第37号 「流山市幼児教育支援センター及び附属幼稚園の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」 ※本稿は、AI音声認識による文字起こしを、質疑の流れ、発言者の役職、流山市議会等の公式資料及び全文の文脈に基づいて校正・復元したものです。元の文字起こしと文脈だけでは確定できない箇所は、[聞き取り不明]等で示しています。 【海老原功一委員長】 教育福祉委員会を開会します。本日の出席をご報告いたします。 ただいまのところ、出席議員7名、全員であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立していることをご報告いたします。 それでは、ただいまから当委員会に付託されました議案1件の審査を行います。本日の議事については、お手元に配布の日程表によって進めたいと思いますので、ご了承ください。 これより審査を行います。日程第1、議案第37号「流山市幼児教育支援センター及び附属幼稚園の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。 本日は、先日7月31日の委員会で決定しましたとおり、3名の参考人を招致しております。先日の委員会で決定したとおり、おおむね1時間を目安に、お一人ずつ順番にお話をお伺いしていきたいと思います。 冒頭で参考人の方から本議案へのご意見等を述べていただき、委員からの質疑の時間を設けます。それぞれ質疑したい事項は多々あると思いますが、時間が限られておりますので、まずは1人につき3問以内でご質疑をしていただくようお願い申し上げます。4問目以降の質疑については、全員の1回目の質疑が一通り終わった後、残った時間で可能です。 質疑の内容は簡潔に述べていただき、参考人の方にご回答いただきたい内容を明確にしてください。 それでは、最初の参考人の方のご準備をしていただきます。暫時休憩します。 (休憩) 【海老原功一委員長】 会議を再開します。 参考人として、特定非営利活動法人CASE Japan理事長、吉田明子様にご出席をいただいております。 この際、参考人に一言ご挨拶を申し上げます。本日は大変お忙しい中、本委員会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して心からお礼を申し上げますとともに、ぜひ忌憚のないご意見をいただけたら幸いでございます。 それでは、議事の順序等について申し上げます。まず初めに参考人からご意見を述べていただき、その後、質疑応答の時間とさせていただきます。 初めに、事前に共有いたしました本日お伺いしたいテーマについて、参考人からご意見等がありましたら、端的に述べていただければと思います。 それでは、吉田参考人、よろしくお願いいたします。座ったままで結構ですから。 【吉田明子参考人】 本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。NPO法人CASE Japanの理事長をしております、吉田明子です。 このお話をいただいてから、私なりに調べてまとめたことを、今、少しお話しさせていただけたらと思っております。 私は約30年前に流山市に来ました。平成9年に転入し、シングルマザーとして子育てをしてきました。息子は保育園を卒園し、市内の小学校へ入学しております。当時、発達の特性について最初に気づき、支援につながるきっかけとなったのは、保育園の園長先生、そして小学校1年の担任の先生でした。しかし、それは保護者である私自身が相談し、情報を伝え、支援を求めて動いた結果でもあります。 その後、平成19年に特別支援教育が本格実施され、発達障害の子どもも支援の対象になりました。さらに、合理的配慮の考え方が制度として位置づけられ、教育現場でも支援の在り方は大きく変化してきました。 私はその後20年以上、CASE Japanで多くの子どもと保護者の相談に携わってきました。その経験から強く感じていることがあります。幼児期に保護者が適切な理解と支援につながるかどうかは、その後の学校生活や社会生活を大きく左右するということです。 また、支援を継続していくためには、幼児期の記録の取り方、保護者との信頼関係、園から小学校への引継ぎが極めて重要です。私は、そのような実践やノウハウを積み重ねてきた公立幼稚園の役割には、大きな価値があると考えています。 ただし、私が今日申し上げたいのは、公立幼稚園を残すことだけではありません。流山市全体の幼稚園、保育園、認定こども園にその知見を広げ、市内全ての子どもたちが質の高い支援を受けられる仕組みをつくることが重要だと考えています。 そのためには、幼児教育支援センターが市全体のシンクタンクとして、実践研究、教員研修、保護者支援、幼保小連携、そして支援の必要な子どもたちへのコーディネート機能を担う体制が必要ではないでしょうか。 私は、このような長期的な視点から、本日のテーマにお答えしたいと思っております。ありがとうございます。 【海老原功一委員長】 ありがとうございました。それでは、質疑応答に移ります。 念のため参考人に申し上げます。委員会での発言については、指名による委員長の許可が必要となります。回答の際、委員長の指名による許可を得てから、参考人は発言してください。 また、質疑には、ご自身の立場で回答可能な範囲でご回答いただければ結構でございます。ご回答が難しい内容などがございましたら、遠慮なくその旨をご発言いただきたいと思います。 それでは、参考人に質疑のある委員は挙手を願います。はい、矢口委員。 【矢口輝美委員】 よろしくお願いいたします。 1点目になります。先ほどのお話にもありましたが、保護者支援という考え方について、少しお伺いしたいと思います。子どもの育ちにどのような影響を与えるというふうにお考えでしょうか。公立幼稚園がこれまでやってきたことの中に、そのようなこともあったとお聞きしていますので、その点をお伺いしたいと思います。 2点目です。仮に市として、具体的なガイドラインや支援体制、専門性を継承する仕組みが整えられるのであれば、公立幼稚園以外の形でも目的は達成できるとお考えかどうかをお伺いしたいと思います。 3点目。もし附属幼稚園を廃止する場合、市として最低限整えておくべき支援体制は何だとお考えでしょうか。お答えになられる範囲で、よろしくお願いいたします。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人、よろしくお願いします。 【吉田明子参考人】 まず1点目ですが、保護者ができることというのは非常に大きく、特に幼稚園生のときというのは、自分で自分の意見を話したりすることがまだできない、自分のことも分からないと思います。そのときに、保護者がいかにその子どものことを理解して、支援に結びつけるかという第一歩になるかと思います。 また、幼稚園に上がる前と、社会に一歩踏み出したときのその違い、そういうものを記録として保持するのも保護者しかできないことですので、非常に大事なことだと思っております。 また、2つ目の質問なんですが、これに関しては、ちょっとすみません、私、覚えていなくて。一つずつ、できましたら質問をしていただければ。 【矢口輝美委員】 2点目です。仮に市として、具体的なガイドラインや支援体制、専門性を継承する仕組みが整えられるのであれば、公立幼稚園以外の形でも目的は達成できるとお考えかどうかをお伺いしたいと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人、どうぞ。 【吉田明子参考人】 はい。それはできると思います。 【海老原功一委員長】 矢口委員、3番目をもう一度お願いします。 【矢口輝美委員】 3点目になります。附属幼稚園を廃止する場合、市として最低限整えておくべき支援体制は何だとお考えでしょうか。お願いいたします。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 正直、公立幼稚園が今まで培ってきた知見というものがあると思いますが、その知見をきちんと保持して、市内の、例えば幼稚園や保育園などに、いかに伝達できるかというシステムを構築することだと思います。 そのシステムの構築という時点で、保護者や市民が理解できる形をつくっていただきたいなと。これは個人的な意見ですが、私は思っております。 【海老原功一委員長】 ほかに参考人に質疑のある委員は、挙手をお願いします。はい、うた委員。 先ほども言いましたけれども、一問一答でやりましょう。3つやると大変なので、一つずつお願いします。 【うた桜子委員】 うたと申します。本日はよろしくお願いします。 この直近2年で、私立幼稚園や民間園で、加配の人数や設備の都合上、受入れを断られたり、退園、転園を余儀なくされるケースがあるとかないとか、そういうことを実際、今の状況として把握されていたりしますでしょうか。そういった実態というのは、何か聞いたりしていますでしょうか。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 はい、聞いております。私のほうで、未就学児の支援をする場所に、隔月で参加しております。 そこでは、やはり特性のある子どもさんが園に合わないとか、いろいろな問題を抱えた中で、園のほうから言われるということもありますけれども、お母様ご自身が、ここに通わせることが難しいと思われて退園をされたり、療育を探されたりということは、少なくはないです。かなりあります。 それは、子どものことが分かっていないからこそ、そういうことが園に入ってから起こるということだと思っています。 【海老原功一委員長】 うた委員。 【うた桜子委員】 この支援センターなんですけれども、先ほど、理想としてはシンクタンクという機能になるのがいいのではないかというふうにおっしゃっていたんですけれども、この支援センターは、ここ2年の間で幼保小連携と園回りでも、結構一生懸命頑張ったというふうに、私は理解しているんですけれども。 江戸川台の附属幼稚園ですね。今の公立幼稚園と支援センターというのは同じ場所で仕事をしているんですけれども、実際に支援センターの方が幼稚園児のことを見に来たりとか、あまりないということを聞いていて。 もし支援センターだけがそこに残ったときに、支援センターがどのように動いたらいいかというのを、支援センター自体の職員が分かっていないんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、そこに関してどのような見解がありますでしょうか。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 これはあくまでも私の見解ですけれども、1か所に人がいて、そこから派遣されて、流山市全体に行き渡らせるという方法というのは、私が考えることではないと思いますが、流山市も東部とか西部とか地域が分かれていて、その近くに、保護者が何か求める拠点になるような場所があってもいいし、例えば、ここに聞けばそこにつながるよというものがあればいいんですけれども。 基本的に、幼児教育支援センターの使い方を知らない保護者さんのほうが多いような気がしています。最初から、生まれたときから障害があるとか、重度の方で本当に配慮が必要な方々というのはつながりやすいんですけれども、成長の過程で気がついた場合というのは、親御さんがなかなかそこの支援にたどり着けないなというふうに思っております。 【海老原功一委員長】 ありがとうございます。 【うた桜子委員】 発達支援とかに関しては、やはり薬とかだけではなくて、それよりは理学療法ですとか、作業療法とか、そういった手の感覚とか、いろいろな支援も必要だと思うんですけれども。 現状、インクルーシブとして、いろいろな子どもたちが一緒にいられる場所として、私立幼稚園といっても、いっぱい私立幼稚園って特色があって、公立と私立って分けられないと思っていて。園長先生の特色が私立の幼稚園に出てくるので、私立幼稚園でできるかといっても、いろいろな私立幼稚園があると思うんですけれども。 そういった私立幼稚園にも、作業療法士とか、そういった専門的な方が、これから配置されていく必要があるというふうにはお考えでしょうか。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 必ずしも必要かどうかというところは難しいんですけれども、例えば、子どもを受け入れた以上は、その子に対して教育を施すということが必要になってくると思います。 その時点で、もし作業療法等が必要になったのであるならば、それをお願いする場所があってもいいんじゃないかなと思っています。 その中で、本当にそれが必要かどうかというのは、親御さんのほうで、例えば医師の診断をもらうとか、どうだというところの判定が必要にもなってくると思いますが、私が答えられる範囲はここまでかなと思っております。 【海老原功一委員長】 答弁はよろしいですか。ほかに。はい、戸辺委員。 【戸辺滋委員】 本日はお忙しい中、大変にありがとうございます。何点か先生のご見解をお聞かせいただければと思うんですが、冒頭にも先生のご見解というか、概要をお聞かせいただいたんですけど、改めて、今回議案に上程されているこの附属幼稚園が果たしてきた役割であったり、その存在意義について、先生はどのように捉えていらっしゃるのかというのを、まずは1点目としてお聞かせいただければと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 この幼稚園ができたのが、特別支援教育が始まって5年後ぐらいだったと思います。私は、できてすぐ後に見学をさせてもらい、園長先生とお話をさせていただいたりしたときに、何てうらやましいんだろうと思いました。 そのときに、もううちの子どもは高校生ぐらいになっていたので、自分の子どもが幼稚園のとき、保育園のときにこのようなものがあったら、どんなに安心して預けることができただろうかと思います。 そういう意味では、親の安心、親が安心することが子どもに安心を与え、安定を与えるというのを、今まで経験で見てきているので、親御さんがこれから先、子どもを育てていく中で、自分の覚悟を決めるとか、情報をどう集めていくかとか、そういうスタートを切るときに、非常に必要な場所だとは思っています。 【海老原功一委員長】 戸辺委員。 【戸辺滋委員】 先生がご覧になったのは、かなり以前の話かなというふうには思うんですが、ご存じのとおり、現状、園児が今どんどん減少している状況で、今、在園児が12名という状況になっております。 この12名という点について、懸念される点であったり、どういうところに今後、支障が出るといったら差し障りがあるかもしれませんけど、どういうところに不安を感じられるのかとか、そういったことですね。在園児が減っているという点についてのご見解や、ご不安に思われている点をお聞かせいただければと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 人数が減っている、増えているということに関しては、発達障害ですので、その時期にどのくらいの生徒さんが必要とされているか、地域的な問題もあると思うので、いくらいいものがあったとしても、幼稚園児をそこまで連れて毎日行けるのかどうなのかという問題もあると思います。 それで人数が減っているのかなというふうに、私は考えている部分もあり、また、人数が適正かどうかというよりも、環境が適正かどうかということも大事かと思っています。 人数だけでは測れないのが発達障害の教育だと思っているので、適正な環境設定ができているのであるならば、人数ではないのかなと思う部分と、また、その効率ですので、費用対効果とかということがあるのかもしれませんが、そこは私が考えることではないので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 ほかに参考人に質疑のある委員。青野委員。 【青野直委員】 1点、お願いいたします。 流山市の方針として、「民にできることは民に」ということで、公でどうしてもやらなければならない分野は公でやりますけれども、民で可能なものは民でという方針が、流山市の基本的な考え方だというように思っているんです。 ご存じのように、流山の場合は公立が3園ありまして、1園は用地の問題で、土地をお返ししたということで廃園にしました。それから、もう1園は園舎が非常に老朽化をしているということで、危険だということで、その1園も廃止をいたしました。 現在議論になっているのが、江戸川台幼稚園なんです。ここは、流山市の方針として1園残して、公立と私立のよさを研究しようということで、現在、江戸川台幼稚園が残されていたんです。 その辺について、千葉県内はもとより全国的に、私は民間の幼稚園も非常に厳しくなってきているように感じているものですから、流山市の実態、千葉県内の実態を踏まえて、流山市の方針がどうであるのか、専門的な立場からご意見をお聞かせいただければありがたい。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 ありがとうございます。これに対してお答えするのは、今すぐまとめて答えるのが難しいなと、お話を聞きながら思っておりました。 私立と公立の違いを研究する機関としてあるならば、廃園するということは、それが必要なくなったというふうに私には取れてしまう部分もあり。かといって、人数の問題だったり、民間に任せるというところでは、私も民間ですので、行政の中のはざまの部分というのを20年間担ってきたという自負もあります。 ただ、それとはまた別に、公立があるからこそ、そこに行けば公平に見てもらえる。私立としての方針を打ち出されてしまったときに、お母さんたちが戸惑うことはないのかなという部分。非常に考えさせられる質問です。 なので、今までの話を答えとさせてください。すみません。 【海老原功一委員長】 次に、笠原委員。 【笠原久恵委員】 よろしくお願いいたします。流政会の笠原です。 まず1点。先ほどの戸辺委員の質疑の中で、地域的なものがあるというご答弁がありました。私も東部地域ですので、確かに、東部地域の方が江戸川台の附属幼稚園に通うのは、なかなか難しさがあるなというところで。 流山市全体で、今、165人の配慮が必要なお子様を受け入れていただいております。今、予算もつけて、人員配置もして受けていただいていますけれども、そのことについて、今の現状をどう捉えていらっしゃるのか、お聞かせください。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。吉田参考人。 【吉田明子参考人】 すみません。予算がどのようにつけられて、その予算はどのように使われているのかということが分かるといいなと思っております。 例えば、その1人につき幾らをつけたものが何に使われているのか、本当にその予算というのが適正なのかどうかというのは、私は分からないので。 例えば、これは小学校に上がった場合は、小学校の中でやっていかなきゃいけなくなるわけです。1年生になった時点で、そこまでを考えての予算をつけての配置なのか。 ただ、通えない子どもさんにとっては、予算がついて見てもらえるということは非常に恩恵があるので、一長一短の部分があって。公立幼稚園が各地域にあって、そこに通えるということができるならば、それは一番いいことなのかもしれませんけれども、民間にお任せするとなるならば、そこは予算をつけて見てもらうということになるのかなと思うと、それが適正かどうかとか、そういうことは私には分かりかねます。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 そうしましたら、専門的な20年の活動の中で、今回、165人を受け入れていただいているご家族からのご意見などは、お聞きいただいているかどうか。お聞きいただいていたら、その内容をお聞かせください。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 具体的な意見というよりも、なくなることの心配だったり、なくなった後どうなるんだろうという心配の声はいただいております。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 配慮が必要な幼児と、その他の幼児との交流が、配慮が必要なお子さん、いろいろなお子さんとの育ちの刺激というのが必要なのではないかと思います。 少人数ではなく、ある程度の人数がいて、その中でいろいろな、さまざまな刺激を受けるということが重要ではないかと思いますが、吉田様のご意見を伺いたいと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 これについては、小学校1年生に上がった時点で、特別支援学級に入ると最大8名につき担任がつき、あと補助の先生方がつきます。 その状態が、8人でクラス編制をしているということを考えると、幼稚園に行くときに、例えば何十人いる中に支援が必要な子どもが何人いるかにもよるんですけれども、それを担任の先生が1人で、健常児とともに安心、安全に見ていけるかなというと、私は懸念する部分がたくさんあります。 【海老原功一委員長】 ほかに。はい、植田委員。 【植田和子委員】 吉田先生、ありがとうございます。 私からは、先ほど適正規模の人数ですね、幼児教育における学級の適正規模について、人数について先ほど、適正かどうかというより、適正な環境設定ができていればとおっしゃっていました。 その適正な環境設定というのは、具体的に、例えばでいいので、どういうものが適正な環境になるのか教えていただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人。 【吉田明子参考人】 子どもさんの特性というのはさまざまです。 その中で、例えば日常生活をほぼみんなと一緒にできる場合、クールダウンできる場所があるのかとか、補助の先生が1人ついて注意をして子どもたちを見てくれているのか、その程度でやっていけるのか。 あるいは、目が悪かったり、平衡感覚が悪い子どもさんにとっては、段差がない状況がつくってあるのかとか。大きな声を出されるとつらいから、そのときに、例えばイヤーマフをつけることをオーケーしてもらえるのかとか。 子どもさんによって全て、環境設定をどこまで園のほうで理解をして柔軟にできるかということにつながってくると思うんですね。 こういう知見は、やっぱり公立幼稚園が持っているはずなので、そういう知見を幼稚園にどれだけ渡せるか、受け取れるかということになってくるのかなと思います。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 ありがとうございます。 次に、幼稚園でも保育園でも、公立でも私立でも、子どもの成長を支える施設というのは、親から見て選択肢が幾つもあったほうがいいと私たちは思うんですが、吉田先生はどう思われますか。 【海老原功一委員長】 吉田参考人。 【吉田明子参考人】 私もそう思います。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 ありがとうございます。 今回、幼児教育の実践の場がなくなるかもしれないんですが、幼児教育の実践の場の大切さについては、どういうお考えなのかをお聞きしたいと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 前提として、ちゃんとその記録を残していくという形があると思うんですね。 そういうものがなくなるということが、これから新しく幼稚園の先生になったり、保護者にとっては、記録から得られるもの、ロールモデルから得られるものというのがたくさんあります。 発達障害の子どもさんってマイノリティーなんです。だから、どこにでもいるわけでもなく、自分だけが悩んでいたというようなお母様方がたくさんいらっしゃいます。 話してみて、「そうだったんだ。この人も悩んでいたんだ」というところに出会って、初めてほっとする。そういう知見が集まっている部分というのは、とても大事な場所だと思っています。 【海老原功一委員長】 そうしますと、今、委員の皆様にお聞きしました。まだ少し時間がありますので、ほかにもう1点聞きたいなという方がいらっしゃれば、挙手をお願いします。はい、矢口委員。 【矢口輝美委員】 私が先ほどお聞きした2問目の質疑に対して、もう少し詳しくお伺いしたいと思います。 仮に市として、具体的なガイドラインや支援体制、専門性を継承する仕組みが整えられるのであれば、公立幼稚園以外の形でも目的は達成できるとお考えでしょうかという質疑に、「それはできると思います」というふうにお答えいただいたんですけれども。 具体的なガイドラインや支援体制、どのような研修、どのような保護者支援、幼保小連携が必要で、長期的に考えたときに、今すぐにそれができるとお考えになるのかどうかということについて、お聞かせいただけたらと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 すぐできるかどうかは、すぐやるかどうかだと思っております。 また、なくしてもできるかというところで、できると思うと言ったのは、シンクタンク的なものをつくって、公開授業をやったり、ちゃんと教員研修をするとか、派遣をするとか、さまざまなシステムをいかにつくっていくかということを、事前にきちんと市民にも説明し、知見を集めてほしいと思います。 「これをつくりました。はい、どうぞ」と言われてしまってからでは遅い。また、あるものがなくなってから、再度つくるというのは非常に難しいので、幼稚園ありきではなく、知見ありきで考えてほしい。 今までのデータだったりというものを大切にしてほしい。それを生かしてほしいということです。 それは場がなくてもできるのではないかなと。ただ、ここは私は公的にやってほしいなとは思っています。 【海老原功一委員長】 いいですか。ほかにありますか。はい、うた委員。 【うた桜子委員】 最初の私の質問のときに、直近2年で、私立幼稚園で断られてしまった子が結構いるかというところで、たくさんそういう相談はあったという答えをいただいたんですけれども。 今回、廃園の大きな理由として、いろいろなアンケートが取られていまして、3年保育ではなくて2年保育であることですとか、給食がないということが、最終的に入園しない理由の大きな原因だったというふうに、アンケート結果で分かっているんですけれども。 発達支援が必要な子どもでも、やはりそういった給食ですとか、3年保育というのが実は欲しくて、公立も選択肢として入りづらかった、入るのをやめたみたいなケースというのはあったのでしょうか。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 それはあります。それは当然だと思います。 お母様方で働く方が増えたということ。あとは長期間見てほしい。障害の程度にもよりますけれども、週5日、療育に通っていらっしゃる方もいらっしゃる。週2日幼稚園に行って、あとの3日を療育に行くとか、いろいろな方法を取られている。 ただ、軽度の場合は親御さんが働きたいとか、あとは、どうしてもシングル、私なんかもそうですけど、働かないと生活が成り立たない場合には、幼稚園の選択ができないということは実際にあります。 でも、それと生活の部分と、やっぱり発達の支援の部分というのは、同じに考えていいのかなというところも、私の中にはあります。 【海老原功一委員長】 うた委員。 【うた桜子委員】 今後、また、どうしても私立幼稚園とか民間の園では難しいという方々は、今後どういうところに、どうすれば流山市内でその方々も残されず、うまく入っていけるかという具体的なお考えはございますでしょうか。 支援センターの方々がどのようにすればとか、支援センターのほうにどのような専門家がいるべきだとか、何か具体的に、どのようなことをすれば、そういった断られてしまった方の受入れ先というのがうまくいくのか。もしお考えがあれば、お聞かせください。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 まず、受け入れられなかったときに、どこに相談すればいいのかというのを、もうちょっとちゃんと講じてほしいなと思います。 それと、相談したときに、いろいろな課をまたいで情報を一元化していただきたい。例えば、障害者支援課、子ども家庭課、教育委員会。いろいろなところに保護者がいちいち足を運ぶのではなくて、どこか1か所に相談をすれば、そこでいろいろな情報がいただけるようにしてもらう。 障害児を育てているお母さんは本当に忙しかったり、あとは、行動障害のある子どもさんを育てられているようなお母さんというのは、余裕がないです。 その余裕のないお母さんが、自分で情報を得て何かをしてくださいというのは非常に難しい。 本当に配慮を考えるのであるならば、そういうところをシンクタンクとしてしっかりしていただきたいなと。その担い手になってほしいなと思っております。 【海老原功一委員長】 うた委員。 【うた桜子委員】 ありがとうございます。 そうすると、やはり支援センターがもうちょっと広報といいますか、支援センターというのがありますよというのを、流山市の方々にもっと知れ渡る仕組みが必要だと、そういうふうにお考えということでよろしいでしょうか。 【海老原功一委員長】 吉田参考人。 【吉田明子参考人】 そう思います。 今は情報を得る機会がたくさんありますので、そういうものにロールモデルを載せるだとか、「ここってこういうところなんだ」と分かるような配信をしていただければ、本当に保護者は助かると思っております。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 今、吉田様から見て、流山市役所内の各部局同士の連携についてはどのように捉えられているのか。今、附属幼稚園、支援センターのお話がありましたけれども、幼保小の連携も始まりましたし、その連携について何かあれば、お聞かせいただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 私は立場上、市役所の中でいろいろなところを結んで、1人の子どもさんのために支援をするということがあるんですけれども、各課の方は非常に熱心に理解を示して、一生懸命やってくださるんです。 ただ、そこの横の情報が伝達されていないとかということが起こる。本当はそれは、児童発達支援センターのほうでやっていただけたらいいんでしょうけれども、そこに行き着かなかった場合、たまたまそこに行き着いてうまくいった人と、行かない人の格差が非常に大きい。 これは市民にとって安心できるということにはならないのかなと思うので、その辺りは、もっとうまくやれるコーディネーター的な人が何人かいらして、結びつける制度的なものがあったらいいなとは思います。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 まだまだ始まったばかりですので、これからいろいろご意見も伺いながら、改善できる点はありますし、さまざまな状態のお子さんの支援につながるのかなと思います。意見です。以上です。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員はいらっしゃいますか。特にないですか。はい。では最後、うた委員。 【うた桜子委員】 すみません。先ほどの質問と同じことを聞くんですけれども、その直近2年で、退園、転園を余儀なくされる方がたくさんあったというのは、大体どのくらいかというのは、数値として把握していますでしょうか。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 直近2年となると、そこまでたくさんではないというか、その参加されている保護者の方が3人から5人くらいいらして、その中で、先輩の保護者の方との話をする中で、「この幼稚園でこんなふうに断られた」とか、「ここはちょっと行かせてみたら難しかった」とか、「でもここは受け入れてくれた」とか、そういう話が出ているので、私の中でカウントはしていないんですね。 ただ、やっぱり毎回話が出るということは、それなりにそういう悩みがあるのかなとは思っております。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 すみません。今、断られるお話が出ましたので、ちょっと重ねてお聞きしたいと思うんですが。 私が私立幼稚園に伺いまして、お話を聞いた内容では、何回もやはり面談をして、うちの園で預かることができるのか、預かったらそのお子さんの成長の助けになるのか、何度も面談をして受け入れた。受け入れたけれども、教室に入ることができなくて、ずっと廊下にいる。受け入れられるだろうと思って一生懸命やったけれども、廊下にいて入ることができなくて、お母さんと相談して、園を変わっていただいたとか。 あと、その相談して面談をしている間に、ちょっと行き違いがあって、断られたというふうに保護者の方が思われたというお話もお聞きしていますけれども。 入りたいと言って、園が、園側の努力もなしに断っているという保護者の受け取り方もあると思うんですが、そういうケースがあったのか。お答えできれば、お願いしたいと思います。 【海老原功一委員長】 吉田参考人。 【吉田明子参考人】 幼稚園だけではなく、小中高大、私は就労まで見ていますが、受け入れると言ってもらって行ったけれども、断られるということは必ずあります。 でも、親はそれを乗り越えていくんですね。断られたと言いながらも、次を探す。次を探して、また努力をしていく。 子どもと一緒に育つ中で子どもの現状を知る、最初のスタートなので、双方、非常に神経質にもなりますし、「言った、言わない」ということが大きく出てくることもあるかと思います。 でも私は、それは避けて通れない部分だと思っているので、一生懸命やってくださったということは、後で必ず親は感じています。 例えば、「お宅の子どもさん、病院へ行ったほうがいいですよ」と言われて非常にショックを受けるお母さんが、3年後、4年後に、「あのとき先生は勇気を持って言ってくれた」というふうに受け取る親御さんもいるわけです。 だから、その場だけでは言えないんですけれども、ただ、やっぱり、そのとき一生懸命育てている親は、「駄目だった」ということが大きくなってしまう。 そこは、私たちのような民間の者が一生懸命保護者を支えることで、どうにかバランスを取る。そういうふうに。だから、そういうケースがあるのはあります。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員は。植田委員。 【植田和子委員】 すみません。今の先生のご回答で、ちょっと聞きたくなってしまったんですが。 私も保護者から、「まだ早い」「今じゃない」とかというふうに断られているケースを実際に聞いているんですが、「まだ早い」とか「今じゃない」というのは、どういう理由でそういう答え方を幼稚園側はするのかなというのを、先生が分かる範囲でいいので、お聞かせください。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、よろしくお願いします。 【吉田明子参考人】 すみません。今の「まだ早い」、何についてまだ早い。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 保護者の方が、「じゃあ、何をどういうふうに、どういうことができるようになったら」とか、「どういうふうなことをすれば入れるんですか」と聞いても、理由を言わないんですって。 それはどういう、何でそういう言い方を保護者にするのかなと、私も不思議なんですが。先生も「それはちょっと理解できないな」と思うんでしたら、そうおっしゃっていただいていいので。分かればでいいので、すみません。 【海老原功一委員長】 吉田参考人、お願いします。 【吉田明子参考人】 その場にいれば分かると思うんですけれども、状況が何も分からない中で「まだ早い」ということは、何とも私は今、お答えのしようがないので、すみません。 【海老原功一委員長】 ほかにありますか。ないようでありますので、以上で参考人に対する質疑を終結します。 吉田参考人、ありがとうございました。ここで吉田参考人にはご退席をしていただきます。次の参考人にご入室をしていただきます。暫時休憩します。 (休憩) 【海老原功一委員長】 会議を再開します。 参考人として、流山市幼児教育支援センター附属幼稚園元園長、田邉留美子様にご出席をいただいております。 この際、参考人に一言ご挨拶を申し上げます。本日は大変お忙しい中、本委員会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して心から御礼を申し上げます。ぜひ忌憚のないご意見をいただければありがたいと思います。 それでは、議事の順序等について申し上げます。まず初めに参考人からご意見を述べていただき、その後、質疑応答の時間とさせていただきます。 初めに、事前に共有いただきました本日お伺いしたいテーマについて、参考人からご意見等がありましたら、端的に述べていただければと思います。 それでは、田邉参考人、よろしくお願いいたします。座ったままで結構です。 【田邉留美子参考人】 委員の皆様、本日はこのような機会をいただいて、ありがとうございます。 私は、附属幼稚園の園長、園長補佐、幼児教育支援センターに勤務をして、20年ぐらいになります。流山市の幼児教育にずっと携わってきました。 本日は、委員会から示された6つのテーマというふうに伺っております。私が委員の皆様と一緒に考えていただきたいことは、流山市の幼児教育を最終的に誰が責任を持って保障するのか、ということです。この視点からもお話しさせていただきます。 市内には、それぞれ特色のある教育を実践されている私立幼稚園、認定こども園、保育園、保育所があります。それぞれが役割を担いながら、流山市全体の幼児教育をより良いものにしていくことが大切です。 その中で公立幼稚園には、流山市全体の幼児教育を支え、その質の向上に貢献していくという役割があると考えながら、園長や幼児教育アドバイザーの仕事をしていました。 ここからは、質問をいただき、それに答えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 【海老原功一委員長】 ありがとうございました。それでは、各委員からご質問等がありましたら、挙手をお願いします。矢口委員。 【矢口輝美委員】 よろしくお願いいたします。 私からは、まず1点目。附属幼稚園がこれまで担ってきた役割の中で、特に失ってはならないと考えるものについて、お答えいただけたらと思います。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、よろしくお願いします。 【田邉留美子参考人】 附属幼稚園は、平成24年4月に、幼児教育支援センターとともに設置されました。この施設は、一つの幼稚園として園児を受け入れるだけでなく、流山市の幼児教育を推進する実践拠点として整備されたことに、大きな意味がありました。 一つ目は、幼稚園、保育所・保育園、認定こども園、小学校の教師や保育者が、子どもの姿を見ながら一緒に学び合う役割です。子どもたちの姿を基に、どのような援助が望ましいのか、どのように子どもの育ちを支えるのかについて、一緒に考え、学び合う機会をつくってきました。私は、このような積み重ねが、流山市全体の教育力、保育力の向上につながってきたと考えています。 そして二つ目は、幼保小連携を推進する役割です。附属幼稚園は、小学校への円滑な接続を目指し、幼稚園、保育所・保育園、認定こども園、小学校等の職員が一堂に会し、先生方が互いに話し合い、子どもの育ちを共有できる取組を進めてきました。 幼児期にどのような経験を積むことが小学校での学びにつながるのか、互いに理解しながら教育を進めることは、とても重要です。現在、国では「幼保小の架け橋プログラム」が推進されていますが、附属幼稚園では、その考え方につながるような実践を早い段階から積み重ねてきました。 三つ目は、人材育成の拠点としての役割です。人材育成については、子どもと人とが関わる力を育むため、教育実習生の受入れや、小学校の若手教員の育成、6年生、中学生や高校生の職場体験などを積極的に受け入れてきました。 実際に子どもと関わる経験は、本や講義だけでは学ぶことができない、大きな気づきを与えてくれます。こうした実践の場を提供することも、公立幼稚園が担う重要な役割の一つであったと思います。 四つ目は、保護者や地域とともに子どもを育てる役割です。子どもの教育は園だけで行うものではなく、保護者と教職員が車の両輪となって支えていくことを大切にしてきました。子どもの成長をともに喜び、悩みを共有し、一緒に子育てを考える関係づくりを重視しているからです。 また、保護者が園の活動に主体的に関わり、園とともに協力しながら子どもたちを支える文化が育まれていました。卒園生も来て、幼稚園の中に入ってお店の人をして園の子を楽しませたり、それから地域の小さい子も来て、小学生に楽しませてもらったりするような、そういう拠点であったり。「のびのびマルシェ」などでは、保護者同士、これは元・流山幼稚園、それから東幼稚園にいた保護者たち、以前の保護者たちも来てくださって、地域の成長を見守る仲間になってくれています。 このような取組は、単なる行事ではありません。保護者同士が交流し、地域の方々ともつながりながら、地域全体で子どもを育てるという意識を育む大切な機会になっていました。 私は、こうした積み重ねこそが、流山市の教育力を支える地域の財産であり、公立幼稚園が果たしてきた大切な役割の一つであったと考えています。 最後に五つ目ですが、幼児教育支援センターと一体となって、市全体の幼児教育を考える役割です。幼児教育支援センターは、保護者への研修や教育相談など、本市の幼児教育を支援し、市内へ発信することで発展していくものです。つまり、研修や研究を支えるためには、実践園が欠かせません。 附属幼稚園は、幼児教育支援センターとともに設置され、その実践の場として、市全体の幼児教育を支えてきました。コロナ禍も園内研修を継続し、その実践の一例が、「接続期のカリキュラム」の千葉県モデルになりました。コロナ禍の厳しい状況であっても、実践を積み重ね、その成果を市全体に還元するという役割まで失われるものではなかったと思っています。 近年は、幼児教育支援センターと附属幼稚園が一体となって幼児教育を推進するという当初の役割が、以前に比べて十分に生かされていない状況も見受けられます。私は、このことを大変残念に感じています。しかし、この3年間くらいの間です。その前までは、ずっとともに歩んできました。 大切なのは、附属幼稚園をどうするかということだけではありません。流山市全体の幼児教育を支える実践拠点を、今後どのような形で維持し、発展させていくのかという視点で、議論していただきたいと思っております。 【海老原功一委員長】 ありがとうございました。矢口委員。 【矢口輝美委員】 すみません。ちょっとすばらし過ぎて驚いてしまったのですが、なぜこの3年間くらいは、できなかったということになったのか。いろいろなことがあったのかなと思うのですが、お答えいただける範囲で、お答えいただけたらと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を伺います。田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 国、文部科学省のほうの架け橋が進んできまして、3年くらい前から本格的にやり始めました。実は流山市もモデルとして名乗りを上げて、文部科学省から補助金をもらっております。 その関係で、幼保から小学校に上がる、1年生になる子どもたちに架け橋の手立てをたくさん講じていくために、小学校の先生、幼保の先生に研修の場を与えて、それから支援センターから学校のほうに出向いて、授業の在り方ですとか、1年生を迎えたときにどうするですとか、それから幼保は、1年生に上がるときにどうしていったらいいのかとか、そういう架け橋になるようなことを、私もしておりました。そういう期間があったということです。 人数も少ないので、19校、その他に幼保は100園くらいあるんですね。相談業務もしながら、そういったことを推進しているところで、忙しいと言うとちょっと語弊がありますが。そんな答えでも大丈夫でしょうか。 【海老原功一委員長】 矢口委員。 【矢口輝美委員】 今、お話を伺っていて、本当に、これまでのことをほかの園で実践しようと思ったときに、引き継ぐことがすごく多いので、難しかったんだなということを感じました。 その点で、今後やっていく第一歩だったのかなというふうに思ったんですけれども、それをきちんと引き継ぐためには、どのような仕組みが必要だとお考えなのか、お聞かせいただけたらと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 仕組みと言うと難しいんですけれども、今現在、幼児教育支援センターがありまして、そういった幼保小をつなぐ架け橋の役目をしています。 流山市はすごく縦長の地域でありまして、出向くのにはとても時間もかかります。それで、「連携の日」というのを一昨年から設けまして、東部、南部、北部、中部で、それぞれ園と小学校が集まり、どういう教育を目指していったらいいのかということを話し合える機会を、昨年持ちました。 それはとても好評で、先生方が小学校を知らなかったとか、それから幼保を知らなかったとかということの解決になりました。それをまた継続していくというお約束ができておりまして、まず第一歩は成功したのではないかと思っております。 今後、そのような手立て、あるいは人員配置などもありますけれども、幼児教育アドバイザーが要となって、各園や小学校をつないでいく役目をしておりますので、現在、いろいろと工夫をしていってくれるのではないかと期待しております。 【海老原功一委員長】 次に、うた委員。 【うた桜子委員】 うたと申します。どうぞよろしくお願いします。 私からは、「子育てのまち流山」で、公立幼稚園、私立・公立両方、人数が減っているというふうに聞いていますけれども、公立幼稚園に関しての原因としては、2年保育ですとか、給食がないということが大きな原因だというのが、アンケートで出ているというふうに聞いています。 教育委員会からは、3年保育や給食導入をするに当たって、多額のお金がかかる、7億円ほどかかる、膨大な予算が必要だという話があったんですけれども、現場の構造や実態をご存じになっている立場から、法的要件を満たした上で3年保育や給食を導入する場合に、隣の江戸川台保育所と連携したりですとか、デリバリーなど、給食を運ぶのには屋根が必要で、それも増築が必要みたいなのを聞いているんですけれども、ワゴンで大丈夫だとか、どのような工夫をすることが可能なのでしょうか。果たして、それだけのものが必要になるのでしょうか。 分かりましたら、お答えいただければと思います。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 まず、耐震工事によって幼稚園を建て替えまして、そのときに、私たち幼稚園は建て替えをしていたので、今後は3歳からやるべきだと思って。日本中で始まっていたので、3歳児保育を始めても、人数には限りがあるので、ほかの園を脅かさないということで提案したんですけれども、やはり断られまして。 認定こども園というのも、いろいろな市で発展してきていたので、隣の園と認定こども園にすることは無理なのでしょうか、と提案したんですけれども、私一人の力では何も説得できませんで。バスも導入できないし、ということで、以前のまま、給食ではなくお弁当のまま、建て替えてやっておりました。 でも近年、お母さんたちは給食が魅力ということで。お弁当でも全くいいんですね。親子の絆を図りますし、絶対、大きくなって感謝する、いいことなんですけれども。 でも、附属幼稚園でもし3年保育をしたり、あるいは給食導入というようにしたりするときには、工夫はいくらでもすることができて、数億円ということではなくて、まず、できることから始めることはできると思っております。 お部屋も、前の敷地と同じ面積しかつくれませんでしたので、ホールがないと研修ができないので、ホールをつくることを優先しちゃいました。そうすると、ほかの部屋が減ってしまいます。余分な部屋はないんですけれども、一応、お勝手もありますし、炊事もできるようになっております。大屋根も既についておりますので、運ぶことは可能です。 それから今、周りでも、自園調理だけが選択肢ではなく、近隣の私立幼稚園、保育所や小学校との連携や、給食センター、民間事業者からのデリバリー方式など、自治体によってさまざまな方法を取っているところがいっぱいあります。 それから、お弁当を持たせたいという保護者の方もいますし、お弁当とデリバリー給食を交互に、という園もあります。重要なのは、できない理由を前提にするのではなく、どうすれば実現できるかという視点が必要になってきます。 私が具体的な金額を申し上げることはできませんけれども、数億円なんてとても、全然かからないですし、それから、お金をかけない方法はいくらでもあります。 隣が公立保育所なので、そこで、認定こども園のような関係にできれば、法的に[聞き取り不明]して一緒に作るという方法、あるいは隣の小学校で作ったものを運ぶという方法もあります。 ちなみに、牛乳を飲む体験をしておかないと学校に行ってから大変だというお子さんもいましたので、そのときは牛乳だけ調達してもらって、取りに行って、子どもに飲ませていたこともあります。 そういうふうに工夫すれば、いくらでもできると思っています。 【うた桜子委員】 先ほど、矢口委員の質問で、五つ、幼稚園の役割があったというお話があって、すばらしい、教育実習生の受入れや高校生の職場体験というお話ですとか、研究・実践の拠点の役割というふうに。 それは幼稚園の職員の方々がやっていたのでしょうか。それとも、支援センターの職員がやっていたのでしょうか。 支援センターの方々が、幼稚園と一緒のところで仕事をしているんだけれども、そこに足を運んで教育支援をした実績というのが実際にあるのか。そういった役割は本当は支援センターだと思うんですけれども、支援センターと一緒にそれをやっていたのでしょうか。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 はい。実は当初は、還元するということが使命でありましたので、子どもの姿を実際に4月から追っていって、支援センターと毎月、打合せの日を設けまして、やっておりました。 どのようにしたら、今の実態ですね、子どもの実態に必要なことが分かっていくのかということを把握した上で、例えば運動がいいとなったら、附属幼稚園の子どもを通して、どのような体の動かし方をしたら、どのようなことが育っていくんだろう、あるいは、ボールはどうやって教えればできるようになるんだろうとか。紙風船のようなものを使ってからボールを使わせるとか、いろいろ工夫をして、流山市のほかの園に還元できるようなことを行いました。 いろいろ講師の先生も招いたりして、一緒に考えていただいて、園の先生方も出席して、全員が子どもについて語り合って、子どもの姿を発表し合って。実は、その実績は、11月に行っておりました「保育研究会」で発表しておりました。なので、データとして残っています。 コロナ禍にあって、できなくなってしまったのが実情です。 【うた桜子委員】 実際に附属幼稚園が廃園になってしまって、支援センターの機能だけが残った場合に、市全体の幼児教育を支える支援センターとしての実効性や存在意義というのはあるか、ということですよね。 実際に目の前に幼稚園の子どもたちがいなくて、そういった話合いの場がどこで取れるか分からないですけれども、今の状態で支援センターだけが残った場合に、実効性や存在意義はあるとお考えでしょうか。 【田邉留美子参考人】 先に言わせていただきました、流山市の幼児教育を最終的に誰が責任を持って保障するのか、というところで。園で子どもを伴った研究というのは、実際にほかの園にかなり影響があることなので、いい影響があるんですね。 私もインクルーシブというご質問もありましたけれども、特性のある子どもたちも、やはり体を動かすことが大事なことだということで、カウンセラーとともに、それから体育の先生とともに、どうやってやったら精神的なこと、肉体的なことが伸びるのかというデータを取って、実際にやらせてみたところ、やはり体を動かすことが一番大切。 文部科学省でも、「1日90分、体を動かしましょう」ということが出まして、指針も出まして、それを使って園でも研究しまして、どんな体の動かし方がいいんだろうという大きな紙をつくりまして、園の子どもの姿をそこに貼り付けて、やったんですけれども。 確かに、子どもがいなくなって支援センターだけとなると、そういった研究は乏しくなっていくのではないかなという懸念はあります。 附属では、例えば写真も使わせていただくために、保護者の方に、入園とともに、写真を使わせていただく許可もいただいていますし、そういったことで市に還元できることがあります。 それから、幼保小の中心となっているところでも、モデル園としてはすごく機能していて、保育園、隣に小学校ですから、4年間を通してどのような関わりがあったらいいんだろうということで、かなりの回数、毎月やっております。保育所と連携したり、小学校と連携したり、3校園で連携したりというようなことをやっております。 園がなくなるということは、そういうことができなくなるということにもなり、今、架け橋ということで連携が進んでおりますけれども、そういったモデル的なことが机上の空論だけになってしまうというのは、惜しい気がしますね。 でも、市の方針というか、市の財政とかもありますので、私は何も言えないんですけれども、この公立幼稚園の今までの経験と残してきたものを、継続して誰かに受け継いでもらって、それを進めてもらいたいという気持ちは、すごくあります。子どもたちのためにです。 しかも、地域のためということは保護者のため、その子どもたちが大きくなって大人になって、流山市を支えてくれることになりますので。その辺は、この間も[聞き取り不明]、多分30年ぶりぐらいに[聞き取り不明]してくれるんですけれども、何かすごく地域を大事にしている大人に育ってくれた。 実際に、あの子たちはすごくたくさん遊んだんです。遊び込んだので、やはり頭が働くということでは、学校に行ってから学級で役立つ子どもに育ったりとか、保護者も保護者会でいろいろ役をやったりとか、やはりそういう育ちというのはあったので。 附属幼稚園がなくなる方向でささやかれていますけれども、そういった点で、私はもったいないというか。もう退いた身ですけれども、思っております。 センターは大切な仕事をしておりますけれども、それを支えるためにも、本当は園があるといいなと。正直、ここだけの話。はい。おふれこでお願いします。 【発言者不明】 はい。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員は。 【戸辺滋委員】 本日はありがとうございます。 私、1点だけお聞かせいただければと思うんですが、田邉先生、以前の園長時代の附属幼稚園ももちろんご存じであれば、最近の附属幼稚園の状況もご存じかというふうに思うんですが。 やはり園児が定員いっぱいでいて、本当ににぎわっていたと言ったら変ですけれども、そういった時代にできていた実践と、今、園児が少なくなってしまって、できなくなってしまった実践、いろいろあると思うんですが、特にこういうところが顕著に、という代表的なものを幾つか教えていただければと思います。 【海老原功一委員長】 田邉参考人。 【田邉留美子参考人】 本当にそのとおりで、子どもが減ってしまったのは、今、どこの保育園も、私立も市立も、みんな子どもが減っておりまして。保育園だと、私も相談で行くと、1クラス8人なんてざらですので。 でも、その中にあって、やはりみんないろいろなことに取り組んでいますので、すばらしいと思います。 附属幼稚園も子どもは少ないですけれども、子どもの能力、未開発の能力というのはすごいものがありますので、いろいろな子の育ちというのは、探究すればするほど見えてきますし。 今、砂場もない保育園、園庭がない保育園もいっぱいあるんですね。そういったところにも、やはり体を動かすこと、あるいは人間関係、コミュニケーション、それから友達との関わりというのを、小さいうちに。実は一生の人格形成は、この時期に形づくられると言われています。 ですので、そういった面で、子どもは少ないですけれども、いろいろ、ほかの園に差し上げられるものはあるんじゃないかなと思います。 まして、3年保育とか給食とかを始めたら、入れる方もいらっしゃるでしょうし、おおたかの森から自転車で通っている人もいます。流山のほうから通っている人もいます。ですので、少ないとか、そういうことが問題ではないのではないかなと。私のときは、もう30名、抽選でしたので。今、寂しい限りです。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員。笠原委員。 【笠原久恵委員】 よろしくお願いいたします。流政会の笠原と申します。 1点、まずお伺いします。今、私立幼稚園に約8,300万円の予算をつけていただいて、人員配置をして、165人の配慮が必要なお子さんを受け入れていただいております。 その現状について、今まで附属幼稚園でさまざま培ってきたノウハウなど、お答えもいただきましたけれども、伝達できる内容もあると思いますが、今のこの現状について、何かお答えできることがあれば、お答えいただきたいと思います。お願いします。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 支援の必要なお子さんというのが、ラインがちょっと難しいんですけれども、療育が入りやすくなって、さまざまな療育に通っているので、1週間のうちに3日療育に行って、2日幼稚園とか、2日保育園とか、そういった形で、併行通園というんですかね、しているお子さんがたくさんいます。 だけど、支援が必要なお子さんを入れるだけでは、本当のインクルーシブにはなりません。そういった療育との連絡、それから、いろいろな教育、医療や関係機関と連携して、この子の情報を相談したり、保護者を支える体制ですね。それを必要とすると思います。 一番大切なのは、保育者の専門性。これがとても大切、高めなければいけないことだと思います。 この保育者の専門性というのは、やはり子どもの姿を見て研究して、自分を振り返って、きちんとできているかどうか、それから、今どんな教育をしたらいいのかという情報を得ることが、とても大切になってくると思います。 一人一人を見るに当たっても、先生がしっかり押さえていないと、間違った見方をしてしまうと、ただ、「ここが嫌だから出ていっちゃうんだろう」とかになってしまうんですけれども、子どもにとったら、理由が絶対あるはずなんですね。 よく、「鍵を開けて出ていっちゃうんですよ」って言うんですけれども、それは、つまらないから出ていっちゃうので、やはりその子に合った教育、保育がされていたら、そういうことはなくなるというか、少なくなると思うんですね。 お部屋の中でも、いられる場所をつくって。子どもは何となく聞いているので、おもちゃで遊んでいても、絵本を見たくなければ来なくても、ちゃんと耳で聞いていたりするので、「その話、この前聞いたよ」とかって言うんですね、そういうことって。 だから、面と向かってできていなくても、できること。あるいは、絵がうまく描けなくても、自分を表現していたら、「すてきだね」って褒めてあげられるような先生。そういう保育者を育てることも、とても急務だと思っています。よろしいですか。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。それで、今、別の質問に入ります。 幼保小連携のお話をしていただいて、私たちも先日、傍聴というのかな、見に行かせていただきました。幼稚園の先生、保育園の先生、小学校の先生と、本当にさまざまな意見が飛び交って、本当に架け橋教育に大事な場面だなというふうに思っています。 このことが、流山市全体の幼稚園教育にも大変大事なことではないかなと思っている中で、その流山市全体の私立幼稚園の受入れ、先ほどもお聞きしましたけれども、それに、いかがでしょうか、下支えとなるのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【笠原久恵委員】 聞き方が下手くそでした。すみません、失礼しました。 幼保小連携が、流山市全体の幼稚園教育の下支えになるのではないかなと思いますが。 【田邉留美子参考人】 ありがとうございます。実は、本当に支えるものになると思います。 小学校と幼児教育は全く別物と考えがちですけれども、法令でも、学校の一部というふうにされていますね。0歳から18歳までの教育の中で、やはり幼児教育はとても大切で、まして1年生に上がる頃というのは、学童期に入る、心が出来上がるときでもあります。 ですので、子どもが、幼いながらもいろいろなことを考えながら、寂しい思いをして幼稚園、保育園を去り、新しい学校に、新しいところにチャレンジしていくというところで、その先生方が連携していることで、子どもたちが安心する材料になりますよね。 それから、見学会などをやっておりまして、先生方ももちろん見学会をしますし、それから子どもたちも招いていただいて、例えばランドセルを背負わせてもらったりとか、そういうことをやらせてもらえる。 そうすると、お姉ちゃん、お兄ちゃんの鉛筆を借りて書いたり、それから折り紙をさせてもらったり。すごく大きな場所に最初は感じるんですけれども、「この部屋なら僕も私もやっていけるかも」と思えるので、そこは幼保小の連携がないと、そういった活動が組めない。 子どもたちをきちんと育てようというふうに目標を定めたときに、それがかなうことだと思うんです。 カリキュラムとか、いろいろな中身をすり合わせて、[聞き取り不明]、小学校では幼稚園の活動に似たようなものもあるので、そういったことをちょっと多めにしてあげるとか、していただけるとありがたいです、ということで。 去年、ちょっと回らせていただいて、しっかり上がった子どもたちが頑張っている姿を、私も5月、6月と見させていただいたんですね。そこには、やはり大人の助けという意味で、今のこの幼保小連携が生きているんだなというのを実感してきましたので、ぜひ、これは大切にやっていただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 田邉さん、委員長にお願いします。指名を受けてからお答えください。 ほかに質疑のある委員は。青野委員。 【青野直委員】 どうも、その節は大変お世話になりました。入園式や卒園式に案内状をいただいて、参加をさせていただいたことが、昨日のようによみがえってきております。ありがとうございました。 いずれにしましても、この問題が流山市として議案として提出をされて、現在、協議を重ねているわけですけれども、元の園長として、将来の流山市を考えた場合に、市の考え方について、なかなかOBということで微妙なこともあるでしょうけれども、忌憚のないお考えを聞かせていただければありがたいと、このように思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。田邉参考人。 【田邉留美子参考人】 忌憚のない意見っていいのかどうかなんですけれども、私はずっと公立で生きてきましたので、もちろん公立を愛していますし、脈々と受け継がれてきた人ですね、人は財産だと思います。 その、人に伝え続けてきたものを、「古き良きもの」という言葉もありますけれども、大切なものを受け継ぎ、新しいものを取り入れるというふうに、やはりどんどんしていかないと。子どもも社会も新しくなっていくので、保護者の方もいろいろな情報媒体で、もう携帯で生きていますので、そういう時代に生きる子どもたちが未来にどういうふうになっているか。AIにもしかしたら誘導されちゃうかもしれないので、そういうのを教えていかなきゃとか、やはりいろいろあると思うんです。 公立だからできるとかではなく、幼稚園、保育園、認定こども園、みんなそれぞれすばらしい実践をしておりまして、私も感心しております。 それを一園だけで完結するものではないということで、いずれ小学校に上がると、いろいろな園から来た子が、みんな一緒に生活することになります。そうしたときに、人間関係などで悩まないように、たくさん体験、経験をさせてあげることが必要なんですね。 そういう場面に、ぜひ、実践、研究し、人を育て、その成果を地域へと還元するという、この私たちの園、流山市のものだからできる。これを一私立園に「研究してください」と言ったら、お願いすることになってしまうので、またまた、これは大変だと思うんですね。 でも、公立だったら、「やりなさい」と言ったら、入ってできますので、やってきたんですが。これからどうしたらいいのか、この部分、先生方を伸ばしていく、あるいは高めていくということに、どんなところが。 センターが残れば、そこは一つできますけれども、実践を重ねた方がセンターに行くというわけでもないので、その辺の心配はあります。ぜひ、つないでいけたらありがたいなと思っております。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員。植田委員。 【植田和子委員】 田邉先生、ありがとうございます。いろいろなお話を、私もちょっと心満たされている感じなんですが。 まず、旧江戸川台幼稚園時代から大切にしてきたことというのは、どういうものなのか。また、公立幼稚園として誇れるところは何でしょうか。お聞かせください。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 お答えさせていただきます。 旧江戸川台幼稚園は、昭和38年に開発されたときにできた幼稚園でして、小学校の中の一室から始まったものです。その頃はまだ私立幼稚園などがありませんで、教育の一端を担ってきたわけですね。その後、たくさんの園ができてきたんですけれども。 江戸川台という、どこも、東も流山もどこもそうなんですけれども、幼児期というのは、親同士がつながれるところなんですね。不思議と、そうすると地域でつながれることができるんです。 私もここに住みたいなと思うくらい、親同士、地域の人と人がつながっているのにびっくりしました。ですので、その子どもたちが大きくなって戻ってきて、またそこで住んでいるんですね。 そうすると、「僕は何回目の卒園生だよ」とか、「私はここで育ちました」とかって言ってくれるんですけれども。そういったことで、やはり私は地域の人をすごく大切に。 国公立幼稚園協会でも、「地域に開かれた幼稚園」ということで、テーマを掲げて何十年もやってきておりますので、地域の人を招いて来ていただいて、子どもに竹とんぼの会などを行って、いろいろ遊びを提供してもらったりとか、それから、お祭りをやったりとか、お散歩に行くと声をかけていただいたりとか、そういうことを大切にしてきました。 また、その子どもたちが小学校、中学校と進んでいきますので、帰ってきて職場体験で尽くしてくれたりとか。引っ越しのときは、ほとんど6年生が手伝ってくれまして、古い家具、汚い家具をきれいに磨いてくれて、だから買わないで、それを使いました。 そういったことで、やはり貢献したいという子に育っていくという気がします。それが私の願いであり、夢でした。流山市の子どもを育てるということが願いでした。大丈夫でしょうか。 【海老原功一委員長】 ありますか。植田委員。 【植田和子委員】 それと、入園児の増加に向けた園独自の取組、また、市としての取組についても、どんなことがやられていたのか、お聞かせいただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 園児減少に対しての取組なんですけれども、「のびのび」というふうに題して、地域に声をかけて、張り出したり、インターネットで発信したりしながら、子どもが遊べる機会をつくって、3歳未満の子が園に訪れたり、保育を体験したりすることができるようにしています。 それから、保護者がインスタというんですかね、それに出してくださってもいまして。広く募集をして、「ほかの幼稚園に行く子でも来られますよ」ということで、保育の経験を、一人、先生がついてしたりとか、それから半日行ってみたりとか、いろいろ工夫しております。 それから、延長保育なども、これは法的整備が難しいので、まずはお金のかからない方法で、この園の先生たちが見るということ。それから、おやつは持参していただいて、お金は取らないとか、そういったことで、時短でお母さんが働けるようなシステムを構築したりして、少し貢献できるようにしています。 公にはできないので、細々とですが、園のほうだけなんですけれども、そういった形でやっております。 「のびのびキッズ」は結構人気で、たくさん来ておりまして。一番いいのは「園庭開放」というのを毎週やっているんですけれども、そこには園の子どもたちが11時から12時まで遊んでいますので、そこに行くと園の子どもと触れられる、お砂場も使える。そういったことで、園を満喫できる。 時間は短いんですけれども、お片づけの音楽が鳴るんですね。「お片づけ」と鳴ると、みんな片づけて帰るんですけれども、毎週やっていると、それも覚えてくるんですね。 そんな形で、園児がもし来てくれればいいなというふうに。公立のところなので、そういった形で。 でも、ちょっと遠くから来てくれたりとかもしていますので。でも、それが入園につながるということは、なかなか難しいんですね。バスもありませんし。やはり建て替えのとき、バスは断られていますから。 今、便利にバスも通っていますから、市バスですね、グリーンバスですか、そういうのを利用したりして来てくださることもあるのかなと思いますけれども。よろしいでしょうか。 【海老原功一委員長】 時間が迫ってきておりますので、次の質疑で最後にしたいと思いますが、これは聞いておきたいということが。笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 先ほどご答弁の中で、たくさんの体験がすごく重要だというお答え、本当に今まで教育に努められてきた方のお答えだなというふうに思ったんですけれども。 今、附属幼稚園が12名で行っていて、今度の3月で8名の方が卒園をされます。その中で、やはりたくさんの経験をすることについての田邉様のお考えがありましたら、お答えいただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 田邉参考人、お願いします。 【田邉留美子参考人】 小さい人数ですので、たくさんの友達と経験したいということで、保育所の子どもたちはたくさんいるので、来ていただいて園で一緒に遊んでもらったり、近くに小学校も一校ありますので、それからほかの園、近隣の園にも声をかけて、会を設けたり、そこで遊びの時間を取ったり、なるべく人と接することができるような、体験できるようなことを組んでいます。 小学校の校庭に遊びに行ったり、地域の人と遊んだり。そういったことで、実は畑が昔あったんですけれども、園舎の関係で潰してしまったので、ちょっと遠いんですけれど、借りておりますね。ジャガイモなどを作るんですけれども、そこに歩いて行かなくちゃいけない、歩いて戻ってこなくちゃいけないという体験。 そうすると、やはり地域の人に声をかけられたり、それから、つらいけれども、自転車に乗せてもらわないで、きちんと最後まで歩く。支援の子などは、ちょっと歩けなかったりするんですけれども、手を引きながら歩く経験だったり。 やはり体も心も育てられるような活動、人だけではなくて、そういったこともたくさん取り入れてするようにしておりました。 【海老原功一委員長】 これで時間になりましたので、以上で参考人に対する質疑を終結します。 田邉参考人、ありがとうございました。田邉参考人にはここでご退席をいただき、次の参考人にご入室をしていただきたいと思います。 ここで暫時休憩します。この時計で、再開は15時30分とします。 (休憩) 【海老原功一委員長】 引き続き会議を開きます。 参考人として、流山私立幼稚園協会会長、岡本哲哉様にご出席をいただいております。 この際、参考人に一言ご挨拶を申し上げます。本日は大変お忙しい中、本委員会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して心から御礼を申し上げるとともに、ぜひ忌憚のないご意見をいただければ幸いと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、議事の順序等について申し上げます。まず初めに参考人からご意見を述べていただき、その後、質疑応答の時間とします。 初めに、事前に共有いただきました本日お伺いしたいテーマについて、参考人からご意見等がありましたら、端的に述べていただければ幸いです。 それでは、岡本参考人、よろしくお願いいたします。 【岡本哲哉参考人】 今回提示していただきましたテーマについて、お話しさせていただきます。私は、流山私立幼稚園協会の代表として参りました岡本です。よろしくお願いいたします。 このテーマについては、これからご質問が多分あると思いますので、それについて個々にお答えをしたいと思います。 また、当初、資料はないしという形で言っていたんですけれども、幼稚園の一端を垣間見るような資料がございましたので、皆様にお配りしてあります。 そして、私から皆さんに、幼稚園の理解を深めてもらうということで、一つだけ、ちょっとお話をしたいんですけれども。 私どもの幼稚園では、毎年、教育実習生というのを年間で10名ほど受け入れています。男性はほとんどいないんですけれども、ほとんど女性の学生を受け入れていまして、そういう学生さんが来ると、子どもたちに超人気なんですよね。 あるとき、こんなことがありました。そのクラスに入った実習生のもとに、女の子が3人来ました。「実習生のお姉さん、一緒に遊ぼうよ」と。実習生は快く、笑顔で「いいですよ」と話をしたんですね。 そしたら、その3人のうちの2人は、「私は外でドッジボールがしたいんだ」と言ったんですね。でも、3人のうちの1人は、「私は砂場で遊びたい」。 それを言われた実習生の学生は困ってしまいました。「どうしようかな」と考えているうちに、3人のうち、ドッジボールをしたいんだと主張した子の1人が、「それだったら、何々ちゃんは砂場遊びがしたいんだから、長い針が3になるまで一緒にドッジボールをして、3になったら、みんなで砂場遊びをしようよ」と提案してくれました。 ここに、幼児期に育つべき問題解決能力が、確かに育っているということがうかがえるんですね。 それを見聞きした当事者の学生はびっくりしまして、学校ではそういうことは習っていなかったと思うんですけれども、「こういう幼児に、そういう能力があるんだ」ということを、本当に痛感したらしくて。 そういうことが、幼稚園では日々ではないですけれども、ところどころで行われているというのが、幼稚園を理解してもらうための一つの話になるのかなと思います。 以上です。よろしくお願いいたします。 【海老原功一委員長】 ありがとうございました。それでは、質疑応答に移りたいと思います。 念のため参考人に申し上げておきます。委員会での発言に当たっては、指名による委員長の許可が必要となります。その際、委員長の指名により許可を得てから、参考人は発言してください。 また、質疑については、ご自身の立場で回答可能な範囲でご回答をいただければ結構でございます。ご回答が難しい内容などがございましたら、遠慮なくその旨をご発言ください。 それでは、参考人に質疑のある委員は挙手を願います。矢口委員。 【矢口輝美委員】 よろしくお願いいたします。 私からは、最初にお伺いするテーマの1の部分ですね。市内の私立幼稚園における要配慮児の受入れについて、全ての園で受け入れているのかということ。また、受入れや支援について、園ごとの考え方や対応に違いがあるのか、ご存じでしたら教えていただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 答弁を求めます。岡本参考人。 【岡本哲哉参考人】 全ての園で受け入れているということは、ないのかなと思いますけれども。これは、実際に子ども家庭課のほうで、いわゆる要配慮児の人数を確認して、補助金の金額等を出していますので、そちらで確認ができると思います。 それと、違いですかね。各園の違いは、もちろんあると思いますね。一定の基準もないし、数値的なデータもないですから。 【海老原功一委員長】 以上です。矢口委員。 【矢口輝美委員】 ありがとうございます。 そうしますと、私立幼稚園協会として、要配慮児への対応についての研修や情報共有などが、もし行われているようでしたら、お答えいただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人。 【岡本哲哉参考人】 幼稚園協会としては、年に5回、協会所属園の職員全員を対象とする研修がありまして、その中に、要配慮児についての研修も含まれております。 【海老原功一委員長】 情報共有は。 【岡本哲哉参考人】 その情報共有というのは、「うちにはこういう子がいる」とか、そういうことですか。 【海老原功一委員長】 矢口委員。 【矢口輝美委員】 そうではなくて、「このような支援をしていますよ」とか、個別の支援ではなくて、「このような取組をしています」というような、各園の取組が分かるような情報共有の場があるのかということで、お伺いしております。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 細かな、そういう情報は提供していませんが、要配慮児を受け入れているという情報は共有していますね。 【海老原功一委員長】 矢口委員。 【矢口輝美委員】 3点目になります。 市は補助制度を大幅に拡充していると思うんですけれども、この制度によって、現場ではどのような変化や効果があったのか。 また、現在の体制で、支援を必要とする子どもがさらに増えた場合、対応ができるのか。また、新たな補助制度が必要になるとお考えなのかどうかについて、お伺いしたいと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人。 【岡本哲哉参考人】 この支援によって、加配の職員、加配に関わる職員の人件費を賄うことができますし、プラスアルファの加配職員も可能となるケースも出てくるんじゃないかと思います。 それと、増えたときですよね。増えたときは、もちろん加配の職員が手配できれば、ある程度可能だと思いますけれども、要配慮児は、子どもによっていろいろ状況が違いますよね。 その状況によって、1人に1人の加配職員がつかなければいけない場合もありますし、遠くで見守っていればいいという場合もあるんですね。 ですから、そういった部分では、増えた、減ったで、どのような人数が必要だとか、増えたら増えたで職員が必ず増えなきゃいけないのかということは、はっきり答えにくいですよね。 【海老原功一委員長】 次に、うた委員。 【うた桜子委員】 よろしくお願いいたします。 私は、保育園のニーズが今すごく急増してしまったことで、公立、私立に関係なく、今、幼稚園全体が厳しい状況にあるのかなというふうに思っていて。 私自身は、0歳児からの大型の保育園ばかりではなく、そういった幼稚園の教育の魅力という価値が、今後もっと見直されていってほしいなというふうに、すごく思っているんですけれども。 私立幼稚園は、今、現場で、いろいろな配慮が必要なお子さんなどを受け入れるに当たって、何か苦労されている点ですとか、課題などがありましたら、教えていただけますでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 先ほど言ったような、加配職員の採用ができるのかとか、そういうところでしょうかね。 あとは保護者の理解と、大切なのは職員の理解かな。職員が研修をしていると先ほど申しましたけれども、今の新人の職員、新卒職員とかであれば、ある程度、そういう療育に関わるような子どもの行動パターンとか、そういうのを大学で勉強はしているので、ある程度認識はあると思うんですけれども。 うちの場合、30年くらい頑張って長く働いてくれる職員もいるので、そういう職員からは、「学生時代に幼児教育者としての教育は受けているけれども、そういう要配慮児についての教育は受けていない」というようなことは言われることがあるんですよね。 でも、それは、私の中では、そうなると要配慮児を受け入れることはできなくなってしまうので、幼稚園協会がやっている研修などを受けていただいて、何とか受け入れてくれと。 その中で何が必要なのか。ただ単に加配の職員を増やせばいいという問題でもないんですよね。 ですから、それをやるために、もちろん加配の職員が必要な場合もありますし、あとは預かる時間。例えば幼稚園だったら9時から2時までとかという、保育園と比べれば短い時間なんですけれども、例えばお弁当を食べる前、お昼前の11時半に迎えに来てもらうとか。 そんなことをやりながら、保護者の理解をいただいてやっているというのが現状ですかね。 それが、例えば1学期間はお弁当を食べる前に帰ってもらったけれども、夏休みを過ぎて、2学期からはお弁当の後、1時に迎えに来てもらうとか、そういうふうになっていくんですよね。 それが段階的に子どもの成長を見守るという部分では理にかなっているし、保護者にも理解をいただいているというところだと思います。 【海老原功一委員長】 うた委員。 【うた桜子委員】 あと、今、支援センターからは、いろいろな私立幼稚園に何か指導というのはあるのでしょうか。今の指導で十分とお考えですか。それとも、何か必要な課題というのはあったりするのでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人。 【岡本哲哉参考人】 支援センターからですか。特にはないですけれども。 ただ、今は幼保小の関係で、幼稚園と小学校のつながりについて、いろいろ交流ですよね。職員間、教師間の交流などをやっていただいて、そういうのはありますけれどもね。 でも、それは大事だと思いますね。幼稚園の子どものことを小学校の先生に理解してもらう。また、小学校での教育を幼稚園の職員、教員が理解するというのは、とても大事なことだと思いますので。 幼稚園でどれだけ子どもが遊んでいるのか。幼稚園は遊びを通じて学んでいくところなので、その遊びをどのくらいやり込んでいるかというのを、支援センターを通じて小学校の先生に見てもらうのは、大事なことだと思います。そういうのはありますけれども。 何か、要配慮児について、「こういうデータがあるから、こういうデータに基づいて、こんなことをしたらいいですか」というのはないですよね。ないですし、おそらく、あっても役に立たないんじゃないかと思いますね。 【海老原功一委員長】 うた委員。 【うた桜子委員】 今後、もし廃園になったときに、支援センターはまず残っていくと思うんですね。 そういった場合に、支援センターが今度、私立幼稚園などにいろいろな役割を果たしていくと思うんですけれども、「支援センターはこういうふうにしたらいいんじゃないか」というものは、今のところあまり考えられないというか。 支援センターがこれから、流山地域の幼稚園をサポートしていくために、幼保小を連携するために、私立幼稚園にできることというのは、今のところあまりないというお考えなんですか。 それとも、こういうふうにやれば支援センターの役割と、これから連携できるんじゃないかというものがあったりしますでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 「廃園」というのは、公立幼稚園のことですかね。 先ほど言ったような幼保小の関係とか、あとは、市内の幼稚園、今、九つの私立幼稚園がありますけれども、これは私立幼稚園、学校も全てそうなんですけれども、適正配置という形で市内に分布されているんですよね。 ですから、適正配置を基に幼稚園が運営されているので、それを、例えば支援センターのほうで、そういう幼保小に関わるような情報を伝えていただくというのは、なかなか園ではできないので。 結局、適正配置の中の、例えばうちは平和台幼稚園ですけれども、平和台幼稚園の小学校は、流山小学校とか流山北小学校となるじゃないですか。 それをいちいち、私たちが何か言って、「何か情報を教えてくれ」とか、そういうのはないんですよね。 ですから、そういうことを考えると、公立と私立をつなぐという意味では、非常に支援センターの役割はあるのではないかなと思っています。 【戸辺滋委員】 本日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。 事前に提出させていただいたテーマの中の(4)のことだと思うんですが、「幼児教育における学級の適正規模について」ということで、岡本先生が考える学級の適正規模というものがありましたら、お答えいただきたいのと。 今回、議案にも上がっている公立幼稚園が全体で12名ということで、この点について考えられる懸念点などがございましたら、まずご見解をお聞かせいただければと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、よろしくお願いします。 【岡本哲哉参考人】 まず、(4)の「幼児教育における学級の適正規模」ということなんですけれども、これは、「学級」というのは、1学年に何学級あれば、ということですか。人数ということ。 【戸辺滋委員】 文部科学省から示されていますけれども、1学年に1クラス20名程度が望ましいというような見解が示されていますけれども、それについてのご見解をお願いいたします。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 やはり20人ぐらいは適正かなというふうに思いますね。 今、文部科学省が進めている適正定員というんですかね、それは35人、1クラス35人ですよ。ちょっと前まで40人だったんですからね。それが35人になって、今、30人にしようという話が進んでいるんですよね。ですから、30人だとちょっと多いのかなと。 たまたま、うちの園も園児数減で、1クラスが20人から27名なんですね。その保育をやっている様子を毎日見ていますけれども、このぐらいがいいのかなと思うときはありますね。 そこに、先ほども言われているような要配慮児という子どもたちが入っていくわけですよ。それによって、定型発達と言われていますけれども、定型発達の子どもたちと要配慮児が一緒に保育をする。皆さん、インクルーシブと言われていますけれども、そのインクルーシブ教育が、そこで展開されていく。 その適正人数の根拠というのを、ちょっと一部説明しますけれども。定型発達の子だけではないので、うちの場合ね。 そうすると、その要配慮児が入ってくる中で、いろいろ保育が乱れるわけですね。一斉に、例えば歌を歌って、朝の挨拶をしましょうなんていうときは、そういう子が歌を歌わなかったりするんだけれども、それはそれで、その子にとって時間が過ぎていくわけですよ。 そういう子がいることによって、周りの子が、その子の特性を理解してくれるんです。それは今までは、あまりなかったことかなと思うんですよね。 そういう要配慮児の子もいながら、例えば、もう教室にいられない、「もう俺は教室にいられないんだ」と教室から出てくる子もいますよね。それはそこで、加配の職員が1人ついて、外で見守ったりするんですけれども。 「あの子はずっとは教室にいられないから」というのを、ほかの子が理解している。それで、少し時間がたつと、同じクラスの子どもが、そういう子を迎えに行ったりしてくれるんですね。 そこで来ないときもあれば、来るときもあったりとかしながら、そういうふうに、いろいろなお互いの理解というのを深めていけるんですね。 それが、やはり20人から25人ぐらいかなという感じがしますね。そういうものも深まります。 【戸辺滋委員】 ありがとうございます。 もう1点お聞きしたいんですけれども、先ほど矢口委員もちょっと伺っていましたけれども、例えば配慮が必要な児童の受入れ状況であったり、今も述べていただいたインクルーシブ教育の在り方について、市内9園で、いろいろ受入れ状況とか教育の在り方とか、差が出てきてしまうのかなというふうには思っているんですけれども。 その解消に向けて、なるべく足並みをそろえると言ったら変ですけれども、どの園でも受け入れられて、どの園でも充実したインクルーシブ教育を受けられるようにするために、今後、流山私立幼稚園協会として、こういう取組をしていきたいとか、そういうものがございましたら、お考えをお聞かせいただければと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、よろしくお願いします。 【岡本哲哉参考人】 インクルーシブ教育について、各園に何か差があるとか、そういうのはあまりないとは思うんですよね。どこにその差を見いだすかというのも、ちょっと分からない部分はあります。 そういうことではなくて、今回、その要配慮児に補助金をつけていただいて、加配の職員を採用することが可能になったという部分は、市として、その補助金の新設という部分では、私たちは非常に評価しているところなんですよ。 ですから、そういうものをさらに充実していただければ、それはある程度可能になってくるんじゃないかというふうに思います。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員。笠原委員。 【笠原久恵委員】 参考人をお受けいただきまして、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 まず1点目ですね。私立幼稚園には、公立と違い受入れ義務がありません。協会として積極的に受け入れるとしていても、実際に受入れに至らなかった事例があるのかどうか、その辺をお伺いいたします。お願いします。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いいたします。 【岡本哲哉参考人】 協会としてですかね。協会としては、各園にそのことで問合せをしたことがないので、私はちょっと分かりません。ただ、自園の例で言いますと、ないですね。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 以前、幼稚園には保育園のような加配や人件費補助が少なく、障害児を受け入れる園は経済的に困難を抱えていると承知しています。 現状の支援が約8,300万円、配慮が必要なお子さんに予算をつけていると思いますけれども、現在の支援の状況をお聞かせいただければ。それから、何か要望があれば、述べていただきたいと思います。お願いします。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、よろしくお願いします。 【岡本哲哉参考人】 補助金の新設については、本当に感謝しているところで、それによって子どもたちも助けられる部分というのはあると思います。 ただ、皆さんご存じかどうか分かりませんけれども、同じような要配慮児のいる保育園。今、幼稚園は1人月額で5万円いただいています。保育園はいくらいただいているか、ご存じですか。倍です。10万円です。その差があるんですね。 でも、私立なので、仕方がないと思っていますけれども、いずれ保育園に近づけるような補助額をいただければと思いますけれども、それはなかなか、いろいろ市の財政もあることですから、今のところはそれで、というふうに思っています。 その違い、それだけの差があるということは、議員の皆様にも知っておいてもらいたいと思います。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 ありがとうございます。 先ほど、お子さんが迎えに行くとか、お互いに、自分だけの状況ではなく、お友達の状況も理解するというお話があったと思うんですけれども。 定型発達のお子さんと要配慮児のお子さんが一緒にいることによって、要配慮児のお子さんもさまざまな育ちの刺激、それから、定型発達のお子さんも要配慮児のお子さんといるところで育ちの刺激が、お互いにいいところがあるというふうに思いますが、いかがでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 それは先ほど言ったとおりで、お互いに相乗効果によって、お互いの理解という部分では、もちろんいいところはあると思いますね。それがインクルーシブなんじゃないかと思っています。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員はいませんか。植田委員。 【植田和子委員】 要配慮児を受け入れるに当たって、さまざまなご苦労があったと思います。先ほども少しおっしゃっていただいたんですが、重複するかもしれないんですが、すみません。 先生たちの不安ですとか、ご苦労というのはどのようなものがあったのか、教えていただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、よろしくお願いします。 【岡本哲哉参考人】 まず、同じお子さんでも、担当する職員によってちょっとずつ感じ方が違いますね。 その感じ方の違いによって、例えば年少から年中に上がっていくときの申し伝え、申し送りというのが、若干、感覚として違ってくるので、その辺はちょっと大変かなと。 いざ年少から年中に上がったときに、「こういうふうに聞いていたけれども、やってみたら違った」みたいなことはあるんですけれども、でも、それは子どもの発達によって日々変わってきますから、それはもう当たり前のことなんですよね。 でも、なかなか職員としては、そこら辺がすぐ理解できないという部分もありますけれども。それも1学期間で、大体、子どもたちの特性というか、クラスの学級運営に伴う、担任としての運営の仕方は、だんだん分かってくるので。そういったところの違いの苦労というところかなと思いますね。 あとは、もちろんSOSを出して、「ちょっと応援お願い」とすぐ言える職員と、なかなか言えない職員がいるので、その辺は、なるべくすぐ言ってもらえるといいんだけれども、なかなか言えないで悩んじゃうという子もいます。 でも、なるべくそういうことはないように、というのは、そんなところじゃないでしょうか。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 ありがとうございます。 それから、今度は支援についてお聞きしたいと思うんです。今は、市から、お金に関してもですけれども、補助金があります。支援があります。 過去、市に対してはどんな支援を要求されてきたのか、お答えください。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 市については、たまたま昨日、幼稚園協会として石原副市長に陳情書を持っていったんですけれども、それの話をしますと。 まずは預かり保育。幼稚園も、ほとんどの園が預かり保育をしていて、5時半とか6時半まで預かっている園がほとんどです。 その預かり保育についての保護者に対する補助金というのは、幼稚園は非常に少ないんですね。日額で450円、これは国が定めた金額なんですけれども、450円いただいているんですけれども、それだとどうしても保護者負担が増えてしまうので、日額1,000円ぐらいにしてくれというお願いはしています。 それと、幼稚園の教諭で、もちろん子育てをしている人もいるんですが、そのお子さんを保育園に預ける場合の優先順位というのは非常に低いんです。 ですから、例えば看護師とか、そういうソーシャルワーカーと言われる人たちは加点があって、優先的に預かってくれるんですけれども、幼稚園の教諭はそれがない。それをつけてくれと、市独自で、そういうのをお願いしました。 それと、流山市のホームページに、例えば「入園」とか「子育て」とかというキーワードで検索しても、私立幼稚園が出てこない。流山市内に私立幼稚園が9園あるのに、出てこないという現状がありますから、子育て支援のサイトからすぐ私立幼稚園のところに行けるような配慮をしてください、と言いました。 そして過去には、例えば水道費、水道代の補助とかですね。 水道代というのは、皆さん、ご家庭で水道を使っていると、ご飯を作るだけの、炊事をしたりするところの水道と、もちろんトイレ、お風呂、洗濯、いろいろなところに水は使うんですけれども。 幼稚園の場合の水道というのは、多くは、もちろん飲み水にも使っていますし、トイレにも使うんですけれども、この時期は水遊びをするのに相当使うんです。 水遊びで使った水というのは、ほとんど下水には流れなくて、地中に浸透してしまうんですよね。ですから、そこで上下水道の料金を取られるのはいかがなものか、ということで、ちょっとお願いしたことがありますけれども、却下されてしまいました。そういうものもあります。 あとは、ごみですよね。ごみの補助。 今も幼稚園は、一事業所として、ごみの処理はごみ業者に頼って、お金を支払っていますけれども。幼稚園のごみは、ほとんど教材に関わるものというか、製作するために画用紙を切った後の切れ端とかですね。 あとは、製作に、例えば廃物を利用して、製作したときの余ったものとか。例えば、ブロック遊びのブロックが壊れてしまった、そのかけらとかですね。そういうごみが結構あるんですよね。 ですから、そういうものも、幼稚園はお金を出して処分しなきゃいけないというのは、いろいろ経費がかさむという部分が大変なところなので、過去にはそういうこともお願いをしてまいりました。以上です。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 ちなみに、そのごみの補助、それも却下されたんですか。 今おっしゃっていただいた、さまざまな支援の要求というのは、大体何年くらい前から、いつ頃から求められてきたのか、お聞かせください。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 はっきりは覚えていませんけれども、私が幼稚園に勤めて35年になりますから。その頃は役員でも何でもなかったので分かりませんが、記憶に残るところでしたら、今の井崎市長が6期で、もう24年近くやっていますよね。 その前が眉山市長で、眉山市長にお願いした記憶があるので、もう20年以上ですね。30年近くはしているんじゃないかと。 【植田和子委員】 とりあえず、議員の皆さんに……。 【海老原功一委員長】 3問ずつ、今、聞いてもらいましたけれども、まだ時間がありますから、もう少し聞きたいという方は挙手をお願いします。青野委員。 【青野直委員】 一つは、まず協会と教育委員会との連携ですね。これはどういうように図られてきているんですかね。 それから、もう一つは、下水道の料金の問題も出ましたけれども、この辺は当局とどういうように話し合いをされて、課題解決に向かっているのか。この辺もお聞かせをいただきたいと思います。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 教育委員会とは、今までもずっとつながりはあるんですけれども、幼児教育無償化の中で、今は子ども家庭課が担当してくれています。 子ども家庭課と、少しずつ流山市役所の部署と関係が持てたということで、教育委員会とも、先ほど支援センターの幼保小の関係ではないんですけれども、「こういう補助金があったらいい」とか、そういうことも、何か話せるようになったのかなと思います。 ただ、幼稚園は県が認可しているところなので、どうしても市とは、やはり関係が薄いですよね。でも、市内の幼児教育を担っているのが私立幼稚園なので、その辺は教育委員会ももちろんですけれども、幼児教育支援センターが中心になってやっていただけるといいのかなと思います。 また、先ほど水道代のことなんですけれども、2、3回それをやって、受け入れてもらっていないので、今はしていません。 【青野直委員】 課題も非常に多いと思うんですよね。園がなくなってきているわけですから。 東幼稚園、流山幼稚園、そして江戸川台幼稚園と課題になっているわけですけれども、その辺、教育委員会との事前の協議、特に、「次はこういう条例を幼稚園の関係では出しますよ」というような事前の協議が、協会とされているのかどうかね。 議会に提案をされてから、「こういう問題を議会に提案しましたので、幼稚園協会の皆さん、ご理解をしていただきたい」というように言っているのかね。 その辺が、もっともっと教育委員会と当局と協会が話し合うことが、私は大事だと思っているんですけれども、協会長としてどうですか、その辺は。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 それは、廃園の問題でしょうかね。特にはないですよ。ないです、その辺の話は。 ただ、私も今から2年前、2年前に、公立の幼稚園を廃園するための諮問委員会がありました。そこには私立幼稚園の代表として参加させていただきました。 そこに保育園の代表者と、あと、もちろん当事者、江戸川台幼稚園の現保護者と卒園生の保護者かな、あとは大学の教授、数名を含めて諮問委員会があったので、市のほうは、廃園に進めるような準備をしたのかなと思います。 もちろん諮問委員会では、全員が廃園という答申を、2年前に当時の市長にしております。以上です。 【海老原功一委員長】 ありがとうございます。 【青野直委員】 この辺の課題が、協会として、他市と比較して、流山市が「この部分はちょっと劣っていますよ」「ここの部分は進んでいますよ」と。そのいいところと悪いところを教えていただきたいと思うんです。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 あまり他市と比較というのはよく分かりませんけれども、先ほど言ったような要配慮児の補助金の新設というのは、多分、他市にはないんじゃないかと思いますね。 その辺は、本当に協会として評価しているところです。以上です。 【海老原功一委員長】 ほかに。植田委員。 【植田和子委員】 すみません。今、岡本先生がおっしゃった「公立幼稚園廃止のための諮問委員会があった」とおっしゃっているんですが、これは「流山市立幼稚園協議会」のことではないんですか。ちょっとお聞かせください。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 諮問委員会は、そういう名称でしたかね。 【植田和子委員】 多分、市民の方たちも傍聴にいらして、私も行っていたんですが、私の記憶では、公立幼稚園廃止のための諮問委員会ではなくて、幼児教育の今後の在り方を議論する会だったと記憶しています。 答申は3パターン出ていました。廃止と、存続と、認定こども園。このどれも尊重してくださいねというふうに、当時の幼稚園協議会の会長が教育長に、諮問をいただいて、答申を渡していたんですが。 この「公立幼稚園廃止のための諮問委員会」というものは、あったんですか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 私の記憶の中では、そういうふうに受け止めています。 【海老原功一委員長】 植田委員。 【植田和子委員】 全員、廃止、廃園に賛成ということではなかったです。この幼稚園協議会の中での意見もさまざまありましたし、ここから2週間後に突然出された教育委員会議、あれだって反対の意見はしっかりあったので。 全員一致で廃園に賛成ではなかったですよ。すみません、指摘させていただきます。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、これに対して何かありますか。 【岡本哲哉参考人】 そのまま受け止めます。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員は。矢口委員。 【矢口輝美委員】 すみません。 先ほど適正人数というところで、1クラス20名が望ましいというお話があったと思います。その中にどれぐらい配慮が必要なお子さんを受け入れられるのかという点について。 保護者支援や療育機関との情報共有もされていると思うんですけれども、「幾らでも来てください」ということは難しいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 先ほどもちょっとお話ししましたけれども、それは特性によって変わってくると思います。 【海老原功一委員長】 ほかに質疑のある委員。笠原委員。 【笠原久恵委員】 流山市の私立幼稚園について、近年は園児数が減少しており、定員割れが生じている園も増えているとお伺いしております。現在はどのような状況でしょうか。 そういった状況が増える中、私立幼稚園の側でも、集客、園児募集のためにさまざまな取組を重ねられていると思いますが、具体的にどのような工夫や取組が行われてきたのか、お聞かせください。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 まずは、先ほど言ったような預かり保育の充実とか、あと、夏休み期間中の預かり保育。 どうしても幼稚園は学校ですから、夏休み、冬休み、春休み。その休み中の預かり保育。園によっては、特別な小遠足のようなものを用意して、そういうところに来てもらうとか。 それぞれ工夫を凝らして対応しながら、園児の確保に努めているというのが現状だと思います。 【海老原功一委員長】 笠原委員。 【笠原久恵委員】 流山市における今後の幼児教育の研究や実践は、独自の建学の精神を持つ私立幼稚園では難しいのではないか、という意見もあります。 一方で、私立幼稚園だからこそ実践できる可能性があるという点について、どのようにお考えでしょうか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 なかなか難しい質問ですが、それぞれ実践に即した運営をしていかなきゃいけないなということは、常に経営者として考えておりますけれども。 もちろん、子どもたちの育ちを支える。また、教育というのは、教育の一番の目的は何かと考えますと、それは自立だと思います。 自立をさせるために、幼児期にどんなことをすればいいのか。これは遊びなんですよね。遊びを通じて、いかに遊びを深めながら、どういった教育効果があるのかというのを見いだすことだと思います。 ですから、その遊びも時代によって変わってくることもありますし、一つの例で申し上げますけれども、例えば、うちの園だと年長児は毎年、ドッジボールが大好きなんですよ。 それまで、なかなか年中とか年少だとドッジボールはできないんですけれども、園庭の真ん中で年長児がドッジボールをしている姿を、よくその子たちは見ています。自分たちが年長になると、やり出すんですね。中には年中くらいから、その中に交じってやる子もいるんですけれども。 そんな様子を見ていくんですが、ドッジボールというのは、当たったら出なきゃいけないというルールがありますよね。線を越えて投げてはいけないとかって、あるじゃないですか。 年長くらいになると、ルールのある遊びが楽しいんですよ。ルールを守りながら、どうやって相手をやっつけていくかとか、そういう醍醐味があるんですね。 ですから、そういうことをやり込んでいく。これが幼児期に遊ぶということの一つじゃないかと思います。そういうものをいかに充実していくか。各園で、いろいろ、もちろん実践していると思います。 【海老原功一委員長】 時間の都合もありますので、最後、1人だけ。植田委員。 【植田和子委員】 公立幼稚園を廃止するから、その分、私立幼稚園で園児を受け入れてくれというお願いを、これまでされたことはないですか。 【海老原功一委員長】 岡本参考人、お願いします。 【岡本哲哉参考人】 ありません。 【海老原功一委員長】 いろいろまだあるとは思いますが、時間の都合がありますので、以上で参考人に対する質疑を終結します。 岡本参考人、ありがとうございました。岡本参考人にはここでご退席をいただきます。暫時休憩します。 (休憩) 【海老原功一委員長】 引き続き会議を開きます。 本日の参考人招致において、参考人の方々から、専門的な知見によるご意見をお伺いすることができました。 先日、7月24日の委員会では、「論点整理シート」において、重要な論点の確認方法として、参考人招致のほかに、執行部への質疑及び執行部への資料請求も挙げておられました。 そこで、執行部への質疑及び執行部への資料請求に関する今後の進め方について、協議したいと思います。 先日お伺いしました各委員のご都合を鑑みますと、8月19日水曜日の午前中に委員会を開催することが可能と思われますので、ここで執行部への質疑を行うことができると思います。19日は大丈夫ですよね。事前に打合せしていますから。 また、執行部への資料請求については時間が必要ですので、第3回定例会、9月16日水曜日開催予定の委員会における資料として提出していただけるよう、執行部に求めることとして、8月中を目途に、委員会内で要求する資料について整理を進めるのがよいのかと思っておりますが、いかがでしょうか。 この点について、ご意見のある委員は挙手を願います。 前回、委員会を開いたときに、資料請求ということが言われておりました。その点、資料請求を正式に要請しなければ資料は出てきませんので、今、あえて申し上げております。 植田委員。 【植田和子委員】 重複するところもあるのかもしれないのですが、基本として、各委員から出された資料要求は、全て要求するべきだと思います。 【海老原功一委員長】 植田委員はそういう意見でございますが、ほかの委員の方はいかがですか。 【発言者不明】 では。 【海老原功一委員長】 委員会として資料請求をしたいと思います。皆さん、異議なしということでございましたので。 【発言者不明】 重複しているところも少しありますので。 【海老原功一委員長】 これは、正副委員長で調整させてもらってよろしいですか。ありがとうございます。 それでは、今後の審査について、ただいま進めさせていただきたいと思いますが。ちょっと待ってください。 8月19日に委員会を開催する時間をまだ決めていなかったのですが、19日午前というふうに話していたと思うのですが、都合が悪ければ挙手をお願いします。笠原委員。 【笠原久恵委員】 TXの特別委員会の日程は確認したということで、午前中で大丈夫ということでいいんですよね。 【海老原功一委員長】 はい。私も建設委員会、つくばエクスプレス関係の委員会の委員でございます。教育福祉委員会を優先してやってもらうと結構だというふうに聞いておりますから、大丈夫です。 矢口委員。 【矢口輝美委員】 この執行部への質疑というのは、「論点整理シート」のところを基本にやるという理解でよろしいですよね。 その前に、執行部への質疑の取りまとめも。ただ、資料はその先、9月になるということなので、この執行部への質疑が結構量がありますので、ちょっと早めの時間に開催したほうがよいのではと考えるのですけれども、いかがでしょうか。 【海老原功一委員長】 8月の予定ですか。時間を早めにということですね、19日の。 今、矢口委員から早めにということで。9時30分ですか。後で整理しますけれども、9時30分であれば、9時30分でも大丈夫です。 ほかの委員の皆さん、いいですか。9時30分で。 では、8月19日水曜日、午前9時30分から次の委員会を開催します。よろしくお願いします。 ほかに何か、お気づきの点がありますか。矢口委員。 【矢口輝美委員】 確認なんですけれども、この執行部への質疑というのは、執行部に事前に共有されるという理解でよろしいのでしょうか。 【海老原功一委員長】 事務局、いいですか。 この資料そのものはホームページなどにありますから、執行部も知っているという判断です。この資料を渡せという意味ですか。これを渡さなくても、執行部は分かっていますよ。大丈夫です。 それでは再確認します。次回の委員会は、8月19日水曜日、午前9時30分から開催します。 以上をもちまして、教育福祉委員会を閉会します。お疲れさまでした。